施設からのお知らせ

ともにつくるおこめ「落水」

2022年09月20日
わしま

 稲刈りを目前に控えたころに行うのが「落水」です。10日くらい前にバケツの中の水を抜いて土を乾かすと、稲が刈りやすくなるそうです。また、お米の水分を調節することでおいしくなったり、長く保存できるようになるとの情報もいただきました。

 バケツ田んぼに芽を植えてから4ヶ月半。あれからすくすくと大きくなり、今ではこんなに成長しました。
一日って短くて、しかも止まることなく過ぎていくから、気が付くともったいないなあって思うことも…
 だからこそ、今日という日を分かち合い、互いに大切にしていきたいのです。

 さて、成長した稲たちは穂頭が重くなり、日ごとに実りの色が濃くなってきています。

 よし、今日は水を抜くぞ!とみんなでバケツの中の水をあけていきます。始めはソロソロと、最後はザーっと捨てる!
水を絶えず張り続けたバケツは重かったけれど、こういうときはチカラが出るもんですね。

 そして次の日。土の表面が少しずつ乾いてきていました。底を覗いてみると、根がバケツいっぱいに張り巡らされていた様子がわかります。この一本一本の根と、お米一粒一粒が繋がっていたってことなんですね。

次はいよいよ「稲刈り」です。

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