和島小学校の子どもたちや先生方とは本当によくしていただいて、「運動会」や「わしま小まつり」などに招待してもらったり、畑作業を一緒にさせてもらったり…、昔あそびや歌やダンスの披露をしてくれた年もありました。
　コロナ禍で多くの結びつきが薄まってしまったこの２年。そんな空気を払うかのように、校長先生からは力強いお言葉もいただいた上に、先生方からも「歌で元気づけたい」と、ありがたいご提案をいただきました。
　そして迎えた、この日。快晴でとってもよかったんですけど、ちょっと暑い。でも、青い空と同じように晴れ晴れとした雰囲気の中で、子どもたちの熱気を間近で感じさせてもらうことができました。

　向かいの小学校から道を渡ってきた子どもたちは、きちっと整列して準備万端。今年の運動会で歌った、ふり付きの応援歌を窓辺で披露してくれました。全員で元気いっぱいに歌う姿を見て、ご利用者の皆さまも感心しきり。本当にいい笑顔になって…きっとこの様子は子どもたちにも伝わったと思います！

　この日は見させてもらうだけじゃなくて、ご利用者からも子どもたちへ思いを詰め込んだメッセージを送りました。みんなありがとう、たくましく育ってね！

　この後は「花の苗植え」をしてもらいました。実はこの日来てくれた４年生は保育園のころ、施設に来てくれたことがあって「来たことある！」と元気に教えてくれました。３年生のころにも「花街道わしま」の花壇づくりで苗植えは経験済みとのこと。
この日に用意した花の苗も和島支所から「花街道わしま」の活動でいただいたもの。プランターも日赤奉仕団和島分団様にボランティア活動で土づくりから準備していただいたものなんです。地域の皆さま、本当にありがとうございました。

　いろんな種類の花苗から自分で選んだものをプランターに植えてもらいましたが、窓際からはご利用者の皆さまが一生懸命な子どもたちをやさしい笑顔で見守っていました。

　最後は、昨年度から始めた「介護新聞」（昨年の４年生が名付け親です）を子どもたちにお渡ししました。「わあ、新聞だ！」「見せて、見せて！」と興味津々な様子に、こちらも感激です。質問用紙も一緒にお渡ししたので、どんな「？」が返ってくるか…楽しみです。

　学校に戻っていくときに子どもたちから「また来たい」「休みの日に見に来よう！」って、うれしい言葉をいただきました。
そう、私たちはこの日に植えてくれた花たちを元気に育てていかなければなりません…。
　子どもたちがご利用者の皆さまと「いつだって一緒なんだ」って感じてもらいたいなあ、と。みんなで植えたこの花たちがそのきっかけなったら…うれしいですよね。
　和島小学校の皆さん、ありがとうございました！