施設からのお知らせ

オレンジカフェに集えば…

2021年12月08日
わしま

地域の方に集っていただくのは本当に久しぶり。私たちの施設で開催している「オレンジカフェinわしま」は毎回のように地元の方と賑やかに楽しんでいましたが、コロナ禍になって以来、開催は見送ってきました。
ということで、今回は感染症対策を講じての再開となりました。

和島地域のオレンジカフェではこれまで、初めてお会いする方とも話が弾むようにと「わしま探訪」という小さな手作り新聞を作っていました。
これは、職員がカメラを片手に地域を回ってフィールドワークをしたり、情報を集めて紹介していく「職場は地域、地域が職場」の一環。
現地では地元の方から情報をお聴きすることもあり、ささやかな感謝の旅…なのですが、振り返ってみると第31回(令和2年)で止まっていました…
復刊が待ち遠しい。


さて、当日は限定的ではありましたが、日頃からボランティア活動でお世話になっている地域の方から参加していただきました。
冒頭で私たちのコロナ禍での感染症対策や現在の状況について説明し、地域の皆さまへの感謝の気持ちをお伝えしました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

今回のプログラムは二つ。一つ目は「季節の作品づくり」です。
12月はクリスマスにちなんで「クリスマス・オーナメント」を皆さんと一緒に作りました。
フェルトを切り取って折り合わせ、繋ぎ合わせていくと丸いクリスマスツリーの飾り(オーナメント)ができ上がります。

 

二つ目のプログラムは、新潟日報で特集を組んでいる「オレンジの輪」の記事についてのご紹介。
新潟日報様より過去の記事をご提供いただき、皆さまに「オレンジの輪」の取り組みやトピックなどをお伝えしました。これからも特集が続いていくそうなので、その際はぜひお読みいただきたいと思っています。
お話を伺っていくと、参加者の中でも認知症サポーター養成講座を受講された方がおられ、認知症サポーターの証「オレンジリング」のことも話題になりました。
地域の中でお困りの方がおられたら皆さまからも声を掛けていただきたいことと、お気づきのことがありましたらいつでもご相談くださいとお伝えしました。

また、この日はご参加いただいた方から「ベルマーク」をお持ち込みいただきました。
私たちの施設でベルマークを集めて財団に送っていることを覚えていてくださったそうで、本当に感謝の気持ちが尽きません。
コロナ禍のために、地域の方から施設に立ち寄っていただく機会がほとんどなくなってしまいましたが、私たちにもまだまだできることがあるようです。(これはちょっと、元気が出てきました!)

閉会の際、参加者の皆さまにご利用者と一緒につくったクリスマスプレゼントをお渡ししました。
和島地域のオレンジカフェではご利用者の参画が「ともに、生きていく」という開催コンセプトに繋がっています。
この日のためにご用意したプレゼントの中身は「マリーゴールドの種」。来年の春にはオレンジの花がたくさん咲いてくれるはずです。

これからだんだん寒くなります。それでも月日は巡り、暖かな季節は必ず訪れます。どうか、それまで…

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