施設からのお知らせ

彩りを添えてVOL⑧~ご利用者装飾~

2025年03月10日
サクラーレ福住

3月になり雪が落ち着いて温かい日々が続いています。
さて、今回も1階ロビーの飾り棚に5階サービス付き高齢者向け住宅のご利用者より彩っていただきました。

今回は、加賀藩の能登に幕末・明治時代から伝わる婚礼の風習の一つで古くから受け継がれている文化であり、嫁ぐ娘に母が贈る「花嫁のれん」を飾らせていただいております。

贅を尽くし、思いを込めて作る「花嫁のれん」は、結婚式当日、嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられて、花嫁がのれんをくぐる一度きりのみ使用されます。

対照的な赤と青の色鮮やかさが目を引きます。また、描かれている「オシドリ」には、これから結婚する夫婦がいつまでも仲睦まじい「おしどり夫婦」でいられるようにという意味合いも込められています。
その他、型紙からご自分で作り丁寧に仕上げたご利用者手作りの「琵琶」が「花嫁のれん」を引き立てております。

素敵な「花嫁のれん」と「琵琶」で彩っていただきありがとうございました。
来館した際は、ぜひお立ち寄りいただければと思います。

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