施設からのお知らせ

ノーリフティングケア実地研修を開催

2024年12月30日
てらどまり


入浴用リフトの紹介


床走行式リフトでの移乗介助の見学


スタンディングリフトの体験


電動ベッドを用いた起き上がり介助の見学

老健てらどまりでは、厚生労働省が提示している「職場における腰痛予防対策指針」を基に、2018年頃よりノーリフティングケアを推進しています。ノーリフティングケアとは、ご利用者に対して福祉用具を用いることだけではなく、職員の腰痛予防を目的とした取り組みの1つです。当施設の取り組みが認められ、全国老人保健施設協会の実地研修の1つである「ノーリフティングケア~腰痛予防対策~」を担当させていただいています。研修は2日間にわたり、今年は新潟県内から5施設7名の方が受講されました。

講義ではノーリフティングケアが施設に定着に至るまでのマネジメントや実践紹介をしました。その後は床走行式リフトや電動ベッドなどの福祉用具を用いた実際の介助場面の見学、入浴用リフトやノーリフティングケア基本技術の体験、今後に向けての意見交換会を実施しました。


スライディングシートの体験


意見交換会

受講生からの感想(一部抜粋)

「実際のケア場面や作業環境について見学し、物品の運搬方法や必要頻度によって棚の高さ、物の置き場所が工夫されており、つらい・きつい・危険なケアや作業を見直し、徹底して負担を軽減する環境が作られていた。」
「チームで連携しながら知識と技術をもって、24時間365日を連続してノーリフティングケアを実践されていることが、研修に参加した中で伝わりました。」

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