施設からのお知らせ

ともにつくるやさい(農産物直売所に初出荷#後編)

2023年07月07日
わしま

前編よりつづく)

 前日までに出荷の準備を整え、いよいよ初出荷の日を迎えました。晴天の空のもと、ご利用者と職員でおそろいのエプロンで意気揚々と出発です。
5分も掛からず、道の駅良寛の里わしまに到着!久しぶりの外出、清々しいことこの上ない!

いよいよ納品です。受け渡しや手続きは職員が行い、玉ねぎが陳列されていきます。値札のシールが貼られると、商品っぽくなりますね。
さて、店頭に並んだ私たちの商品「玉ねぎ」はこちら。今回は8袋。販促用のPOPは職員の手作りです。(本を読んで勉強しました)
隣に並んでいる地元産の玉ねぎにはかないませんが、まあよいでしょう!勉強になります!

 出荷を終えて施設に戻ってもからも、そわそわ…売れ行きが気になって仕方ありません。(職員も仕事帰りに売れ行きを見に行ってくれました)
施設の玄関先でも、来館者にちょっとしたPRを行い、夕方を待ちました。結局、初日は半分の4個。翌日に残りの4個を売り切って「完売」になりました。
お求めいただいた皆さま、本当にありがとうございました!ご利用者の皆さんにも完売したことをお伝えし、職員と一緒に達成感を分かち合いました。(気分、最高です)
 翌日にはこの感動をそのままに、施設の玄関先にある黒板にこの思い出を書き上げ、来館される皆さまにさっそくご紹介しました。

 この取り組みを始めてみて、改めてたくさんの人と出会い、さまざまなお話をお聞きし、いろんなことを学びました。疲れることもたくさんあったけれど、ご利用者の姿に触れたり、お話を伺っていると「この仕事をしていて、本当によかった」って思えてくるのです。
 私たちはこの取り組みを「ともにつくるやさい」と名付け、「地域の力をお借りしながら、ご利用者と職員が一緒に育てた野菜を、地元の方と同じように地元の直売所で販売する」というコンセプトで挑戦していきます!
 道の駅の方からは「数は少なくてもいろんな種類があるといいね。土日はお客さんが来るから、きっと売れるよ」と励ましのお言葉をいただきました。ありがとうございます。

 次回の出荷は「じゃがいも」になりそうです。生産と出荷は不定期・不定量・不定形になってしまいますが、今年の夏はコツコツとかんばっていきます。

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