施設からのお知らせ
ともにつくるやさい(農産物直売所に初出荷#前編)
施設の敷地には6面の畑が合計0.5アールほどあって、これまでもご利用者の皆さんと職員で野菜づくりを楽しんできました。(収穫できる野菜のレパートリーも増えています!菜園プランターでの栽培もがんばっています!)
近年は地域のボランティアの皆さまに土づくりなどにご協力いただいていたり、コロナ禍とはいえ和島こども園の子どもたちにさつまいもの苗を植えていただいたりと、地域交流の起点としても大活躍なフィールドになっています。
そんな中、日頃から作品展示や地元食材の活用などでお世話になっている道の駅良寛の里わしま様とのお話の中で、農産物直売所での野菜販売の機会をいただくことができました!(感謝、感謝です)
ということで、このような地域の皆さまのご厚意が契機となり、私たちはこの恵まれた環境を活かしてご利用者の「社会参加活動」と地域特性に叶う「農福連携」の取り組みに挑戦していくことになりました。
今回めでたく初出荷の誉れを得たのは、玉ねぎ。収穫の様子はこんな感じでした。
その後しばらく軒下で乾燥させた玉ねぎの中から、実ごろがよさそうなものを「これは立派な玉ねぎら!」といくつかピックアップ。まずは玉ねぎの茎を切り落とし、表面の土を落として…「やっぱり、きれいげにした方が買う人もうれしいろ」とていねいに袋詰めしていきます。(思っていたよりいい感じ!)
玉ねぎの大きさから大体の入数を見込みながら、それでもやっぱり重さを量りつつ「これだと小さすぎるか…もう1つ入れるか」と、ちょうどいい“ひと袋”に仕上げていきます。袋の口はテープで止めて、ブランド感やオリジナル感を出すために「ともにつくるやさい」や職員手書きの「笑顔」のシールを貼って、完成です!
「これだと、いくらなら買ってくれるかな」「100円?、200円?」などなど話題が尽きませんが、今回の出荷に向けて包装方法も勉強(?)しました。ボードン袋とシーラーテープを使ってみたので、なんとなくプロっぽく見えます…
(後編へつづく)